【アーユルヴェーダの知恵③舌のお掃除と免疫】

今朝の食事は「おいしい」と感じられましたか?

食べることは生きること。

「食べる」を大切にするためにも、お口の健康にも時々フォーカスしてみてはいかがでしょうか?

今回は、舌のお掃除について少し詳しくお話しします。近年では、口腔ケアが重要視されていて、舌を清潔に保つことは健康を維持するために重要と分かっています。舌は健康のバロメーターと言われるほど、実は毎日感度よく変化しています。アーユルヴェーダでは消化力を大切にしているため、お口も消化器官のひとつと捉えてそのケアをすすめています。

まずはやり方!

朝起きたら鏡を見ながらしっかり舌を出して、タングスクレーパーで舌の表面を奥から手前に向かって数回滑らせるようにして舌苔(白や黄色のネバネバしたカス)をこそげ取る。

たったこれだけ。
10秒もあればできます!

注意することはひとつ、強くやらないことです。味蕾を傷つけることなく優しく丁寧に。

タングスクレーパーは舌をお掃除するためのヘラのようなもので、古典書では金、銀、その他の金属を使うとされています。数百円〜数千円!のものまでありますが、今ではインターネットでも手に入れやすく、インドカレー屋さんで売っているのを見かけたこともあります。

ですが、おうちにある普通のステンレスのスプーンで十分だと教わったので、私も始めはスプーンで挑戦し、それから1年くらいはそれを舌のお掃除専用スプーンとして愛用しておりました。(おすすめは匙のところが分厚くない薄手のスプーン。)

舌のお掃除の効果

⚪︎虫歯、口臭、口内炎の予防
⚪︎風邪予防
⚪︎免疫機能を保つ
⚪︎消化力アップ
⚪︎便秘解消など、腸内環境を整える
⚪︎デトックス効果
⚪︎味覚が正しく働き、薄味で満足できる

など、嬉しいギフトがついてきます。

舌には、前の日に食べたもの飲んだものの未消化物(アーユルヴェーダではアーマと言われます)が残ったり、体調により浮腫んでいたり消化器官の状態が現れたりもします。試した人はやめられなくなると言うくらいの快適さも持ち合わせているのです。

さらに舌の汚れは、免疫機能が落ちている時にも溜まりやすいと言われます。このところマスクで覆われがちなお口ですが、そこは粘膜の集まり。入ってきて欲しくないものが入ってこないようにするために、最初に防波堤になってくれるのが粘膜です。(更に、入ってきてしまったものを対処するのが発熱等となる訳です。)

免疫機能のトップバッターである粘膜を常に清潔にしておくこと、元々備わっているものを大切に扱うことが、自身を守ることにも繋がっていきます。

アーユルヴェーダでは穴という穴からオイルを入れたりもしますが(笑)その知恵がこの情報社会の今もなお受け継がれ、私の健康に役立つとは、古の人々の感覚がいかに研ぎ澄まされていたのかと感じずにはいられません。

32回よく噛んで、よく味わう。

舌はまな板、歯は包丁です。調理で使ったら両方とも洗いますよね。なんと言っても朝ごはんが美味しく感じられるのは言うまでもありません。きっと白湯の甘味にも気付いて、心まで解れてしまうかも知れません。

舌を動かすのは表情筋だそう。
朝の10秒が一日を笑顔にもしてくれそうです。
愛をこめて。

 

文・写真 Kumi

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